道をつないでいくこと

こんにちは。久々にブログを更新します。
長い夏と、短い秋を過ぎ、季節は冬に向かっています。

私事ですが、9月から2か月に渡り、主任介護支援専門員更新研修を受講しました。
介護支援専門員(ケアマネージャー)・主任介護支援専門員(主任ケアマネージャー)においては、いずれも5年毎に一定時間の研修カリキュラム受講による更新が義務付けられています。 
今回は、更新研修受講後の私自身の心境についてお伝えしたいと思います。

研修は、全ての課目においてとても充実しており、新たな学びや再確認の連続でした。
主な内容は、講義・事例の考察・スーパービジョン(対人援助における指導、教育等の手法)について意見を出し合い互いに学びを深めることでした。
全体を通して、グループディスカッションが多くの時間を占め、グループ編成はバックボーン・経験年数共に様々でした。

その中で、年齢・経験共に重ねておられる方々の意見は、特に卓越しているものがありました。多くを語らずとも、一言に重みや深みがあり、ハッとさせられる場面が多くありました。
そういった先輩方が、現在に至るまでにどれだけの苦労を乗り越えて来られたか…  
介護保険制度が設立される前から既に現場でやってこられた方を含め、まだケアマネージャー自体が世の中で認知されていない時代から道なき道を切り開いて来られたことは並大抵ではなかっただろう…   
そんな計り知れない時間へ思いを馳せました。そして、感謝で胸が熱くなりました。

日々の業務の中では、逃げ出したくなるような辛い心境になることや、自分には向いていないのかもしれないと思うこともあります。
しかし、今回の研修で同じような苦労を抱えながら、それでも思いを絶やさず取り組んでいる大勢の仲間や、先輩方がいるということを実感でき、今後の大きな支えとなりました。
今回の研修での学びを携え、先輩方が拓いて来られた道をこれからも繋いでいこうと思います。


                                      K

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